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  • キンタ・ダ・セッラディーニャ / ヴィーニョ・ブランコ アリント・エ・フェルナォン・ピレシュ 2020
  • キンタ・ダ・セッラディーニャ / ヴィーニョ・ブランコ アリント・エ・フェルナォン・ピレシュ 2020

    アントニオ・マルケシュ・ダ・クルス

  • キンタ・ダ・セッラディーニャ / ヴィーニョ・ブランコ アリント・エ・フェルナォン・ピレシュ 2020

キンタ・ダ・セッラディーニャ / ヴィーニョ・ブランコ アリント・エ・フェルナォン・ピレシュ 2020

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生産者:Quinta da Serradinha / キンタ・ダ・セッラディーニャ
ワイン名:Vinho Branco Arinto e Fernano Pires / ヴィーニョ・ブランコ アリント・エ・フェルナォン・ピレシュ
ブドウ品種:アリント65%、フェルナォン・ピレシュ35%
ワインタイプ:白
生産国:ポルトガル
地域:リシュボア
ヴィンテッジ:2020
容量:750ml

古代ローマ時代と同じ手法で造った白
石灰質土壌の南向き斜面に、1995年に植樹されたブドウ畑。アリント65%、フェルナォン・ピレシュ35%。手で収穫したブドウを除梗し、開放桶の中でときおり素足で踏む。4日間ほど果汁と果皮・果肉を漬け込んで圧搾後、木樽に入れて野生酵母で発酵させる。その際添加物等は用いず、発酵温度の調整も避ける。澱とともに11カ月木樽熟成させ、濾過機を通さずに瓶詰。結果、ふくよかな果実味に、明瞭な酸味の気が利いたアクセント。

キンタ・ダ・セッラディーニャについて
アントニオ・マルケシュは、ダ・クルース家がレイリアでワイン造りを始めて5代目の当主。大学で経済学を学び、自動車部品会社で勤務していたが、父の造ったセッラディーニャ1989に感銘をうけ、2003年に会社勤めを辞め、父のもとで醸造栽培を学びながらワイン造りを始めた。 アントニオの父は早くも1978年に有機栽培を導入し、1994年にはポルトガルで初めてビオ認証を受けた、有機栽培のパイオニア。だが醸造はボルドースタイルを志向し、新設したセラーに最新式設備を導入。しかし息子アントニオが目指したのは、祖父の造り。大西洋に面して湿っぽく冷涼な海風が吹くレイリアらしい、酸を活かしたスリムなワインだった。2008年、父が導入した設備をほぼ廃棄して、醸造所の経営に専念。古樹とのバランスに傾注する。 アントニオのワインのコルク上には、テントウムシが冠せられている。アントニオが醸造所の変革中のこと、たまたま父が抜栓しようとした際、コルクの上に止まったテントウムシの光景に撃たれたアントニオが、小さな丸いテントウムシの姿をボトルのコルク上につけることにしたという。

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