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  • ヴァレ・ダ・カプーシャ / フォッシル ブランコ 2019
  • ヴァレ・ダ・カプーシャ / フォッシル ブランコ 2019

    ペドロ・マルケシュ

  • ヴァレ・ダ・カプーシャ / フォッシル ブランコ 2019

    畑の様子

Vale da Capucha

ヴァレ・ダ・カプーシャ / フォッシル ブランコ 2019

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生産者:Vale da Capucha / ヴァレ・ダ・カプーシャ
ワイン名:Fossil Branco / フォッシル ブランコ 
ブドウ品種:フェルナォン・ピレシュ50%、アリント35%、その他地場品種15%
ワインタイプ:白
生産国:ポルトガル
地域:リシュボア
ヴィンテッジ:2019
容量:750ml
潮風香る、たおやかな白
化石を多く含むキンメリジャン土壌から、エチケットとワイン名は化石にちなむ。フェルナォン・ピレシュを主体に、複雑性を与えるためにその他地域で栽培される地場品種を実験的にブレンド(15%)。アリント(リシュボア)、ヴィオズィーニョ(ドウロ)、アンタン・ヴァス(アレンテージョ)、アルヴァリーニョ(ヴィーニョ・ヴェルデ)である。酸味と厚みが整い、香りにも味わいにもどこか潮の響を漂わせる。
ヴァレ・ダ・カプーシャについて
ヴァレ・ダ・カプーシャは、ポルトガル南部リスボンの北に広がる、トレシュ・ヴェドラシュ地区にあり、海岸線から約8km内陸に位置する。午前中は曇天に覆われ、空気は湿って無風だが、午後は風が吹き、太陽が顔を出す。「海に囲まれた島で栽培しているような気分」とは、醸造家ペドロ・マルケシュの弁。 幼少期から醸造所やブドウ畑を遊び場としたペドロは、迷わずリスボンの農業専門学校に通う。2005年に卒業後ヨーロッパや新世界のワイナリーで働きながら、少しずつ家族の畑を植えなおす。1970年代~80年代、ポルトガル各地では生産性向上のため、伝統的な地場品種から、多産品種とハイブリッド品種に植え替えられた。だがペドロは、地域の伝統に根差したワイン造りを目指し、13haの畑を父が植えた劣等種からほぼ全面的に地場品種に植え替えた。 ペドロと弟のマヌエルは、2009年に初めて自分たちのワインを造り、2015年にビオ認証を取得。「ブルゴーニュ、ジュラ、アルザス、ロワール、そしてシュタイヤーマルクで造られるような、洗練されたワインが好きだ。けれど、食中酒づくりをなによりも念頭に置いている」と、先見性と進取の気性に富むペドロは話す。亜硫酸は基本的に無添加。海を強く感じさせるペドロのワインは、体に沁み入り、果実味ゆたかで、飲み心地は無上である。

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