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  • アデガ・エドムン・ド・ヴァル / ミーニョ アルヴァリーニョ ソブレ・リアシュ 2019
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    オラーラ&パブロ・ルイバル

  • アデガ・エドムン・ド・ヴァル / ミーニョ アルヴァリーニョ ソブレ・リアシュ 2019

    畑の様子

Adega Edmun do Val

アデガ・エドムン・ド・ヴァル / ミーニョ アルヴァリーニョ ソブレ・リアシュ 2019

3,520(税込)

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生産者:Adega Edmun do Val / アデガ・エドムン・ド・ヴァル
ワイン名:Vinho Regional Minho - Alvarinho Sobre Lias / ミーニョ アルヴァリーニョ ソブレ・リアシュ
ブドウ品種:アルヴァリーニョ
ワインタイプ:白
生産国:ポルトガル
地域:ミーニョ
ヴィンテッジ:2019
容量:750ml
手間と時間をかけて入念に造られた、シックな味わい
ブドウは手摘みで収穫され、畑と醸造所で2回選果される。ステンレスタンクで約2カ月間発酵後、澱とともに21カ月熟成され(ソブレ・リアシュ=シュール・リー)、その間週に2~3回澱を攪拌。瓶詰め後1年以上経ってからリリースするため、落ち着いたたたずまいのある白ワイン。黄色寄りの白い果実感があり、滑らかなテクスチュア。長期熟成も視野に入れたワイン造りには説得力が秘められている。

アデガ・エドムン・ド・ヴァルについて
アデガ・エドムン・ド・ヴァルは、スペインとの国境をなすミーニョ川から車で10分ほどの距離。川向うはスペインのリアス・バイシャス生産地域で、アルヴァリーニョが主要品種。一方ポルトガル側のミーニョは、軽快な飲み口のヴィーニョ・ヴェルデの産地として有名だが、えてして凡庸なワインが多い。ミーニョを名乗るエドムン・ド・ヴァルのアルヴァリーニョは、このようなヴィーニョ・ヴェルデに反旗を翻し、まったく趣が異なる。ミネラル感と酸味が底にあり、塩気を偲ばせるしっかりとした飲み口がひろがり、とりわけ熟成したものは風格さえ漂わせる。 エドムン・ド・ヴァルは、現在ワイナリーの経営と醸造を担うオラーラとパブロ兄妹の父、ラファエル・エドムンドによって1999年に設立された。ワイナリーのあるサン・ジュリアォンの谷の北側に広がる6.7haのブドウ畑は、花崗岩土壌の日当たりの良い丘で、フィロキセラ禍前は広大なブドウ畑が広がっていたが、畑の全滅後にブドウ栽培はすっかり下火になった。農園には1790 年に建てられた趣味のよい石造りの邸宅が付設されていたので、そこを改装して醸造所とすると同時に、周辺12ha のうち6.7ha にアルヴァリーニョを植樹した。ときに1999~2000年のことである。 しかしその後7、8年間、樹齢が若いため醸造をしなかったが、その間に父ラファエッルは実業家として成功した。が、醸造家志望だったと父の情熱を受け継いだ娘のオラーラは醸造学を学び、弟のパブロと共に2007 年から醸造を開始。一貫して職人気質の品質にこだわり、ブドウは有機栽培した自社畑産だけを使い、醸造も必要な時間を十分に取り、リゼルヴァに至っては10 年の歳月をかけてからリリースされる。 いわゆるヴィーニョ・ヴェルデと違い、アルヴァリーニョは瓶詰前に澱とともに熟成させ、瓶詰から出荷までの瓶内熟成期間にも十分に時間をかける。2023年現在、IGミーニョとしてリリース。2021年産からアルヴァリーニョ100%でもヴィーニョ・ヴェルデと名乗る資格はあるが、「ヴィーニョ・ヴェルデ」とするかどうかは思案中だ。

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